東方セリフ蒐集所

赤い建物に貴方が住むなんて
やっぱり軽いジョークかしら？

いつも通りにまわりくどい紫のセリフ。
このセリフの解釈も迷ってたんですが、香霖堂にこんなセリフがありました。

魔理沙「おいおい、ただでさえ赤い鍋なんだから白味噌にしろよ。赤汁に赤味噌か？
お前はコミュニストか？」　　p20、第三話「幻想の鳥」　より引用

というわけで、中国＝共産主義＝コミュニスト＝赤って解釈が考えられます。
赤い人が紅魔館に住んでるというジョーク。危なっかしいような気がしないでもない。

ストレートに解釈するなら、紅美鈴ってことで「紅」の字を持ってるという解釈もありえます。
でも「ホン」って読みから「紅」を連想するのは中国語を知らないと無理そう。

そうねぇ・・・・・・貴方に足りないものは、
透明な水かしら？　赤色を薄めるための。

おまけでもう一つ。非公式とも言われてるセリフですが。
単純に解釈するなら紅魔館から距離を置け、というセリフだと思います。
外の空気も吸いましょう、的な。

以前、美鈴スレで見つけた解釈を見て感動しました。
こういうのいいですね。

[3回]

最近は紙資源が貴重じゃなくなったわね
紙の時代ももうおしまいなのかねぇ

香霖堂発売おめでとうございます。ようやく2008年春が来たので香霖堂と関わりのある
セリフも取り上げていこうと思います。

東方香霖堂冒頭には、「紙の価値が低下し、幻想郷に紙が溢れた。」とあります。
外界で忘れ去られた物が流れ着く幻想郷では、最近紙が流通している様子。
逆に言えば、外界での紙の時代が終わりつつあるということかもしれません。
まあなんだかんだで紙は便利なので、電子化の波の中でもしばらくは使われそう。

新聞だって掃除に便利だしね。
やはり紙じゃなかった頃は瓦版だったりしたんでしょうか。

[0回]

みんなどうやって稽古付けてるのかなー

早苗さんの稽古関連のセリフを紹介します。ダブスポのネタバレ含む。
稽古をしたい早苗さんは、諏訪子に相談します。

もう少し、稽古を付けて頂けませんかね
幻想郷の住人は自己鍛錬が好きみたいで

幻想郷の住人と自分とを比べて力が足りないと感じたのか、あるいは
自己鍛錬に熱心な住人に影響された（魔理沙？）のかはわかりませんが、
稽古の必要性を感じたようです。

やはり星蓮船での行動や言動なども含め、早苗さんはいい意味でも悪い意味でも
周りに影響されやすい性格だと思えます。
今回はそれが周りが頑張ってると頑張りたくなるという方向に働いたようです。

さ、もっと稽古よ、稽古
麓の者に畏れられるぐらい強くなると良いわ

そして早苗を鍛える諏訪子。
祟り神である諏訪子らしい発想として、強くなる事で畏れられ、より信仰が
強まると考えているようです。
早苗さんの目的と合致しているかは判りませんが。

神奈子にも稽古を付けて貰っているのかは不明。
神奈子と諏訪子にバランス良く鍛えて貰った方がいいと思います。
神様の元ネタ的に父性的と母性的とでもいうか。
諏訪子だけだと完全に祟り神の道を邁進することになりそうです。それはそれでありか。

そして早苗さんの修行の成果はダブルスポイラーにて披露されました。

あら、一人で妖怪退治の技が出来る様になっていたのですね？
妖力がガシガシ吸われます
これで山の神の威厳も保てますね。めでたしめでたし

妖怪退治「妖力スポイラー」を覚えた早苗さん。めでたい。

ああ、力が吸われるわー、妖怪対策の技かなー？
でもさー、妖力を吸うってちょっと妖怪じみてない？
良いんだけどさ、人間でも神様でもなくもっと悪い奴っぽい･･･

星蓮船での早苗さんは諏訪子と神奈子の力を借りていたので、
ようやく独り立ちできたようです、やったね！
妖怪の力を吸い込んでるのはどうなんだ的なツッコミをはたてに入れられてますが・・・
果たして早苗さんの行く先や如何に。

次回作が斑鳩的なシューティングになったりして。敵弾吸収系STG。
バッドエンドしか見えないのはお約束。

関連
妖怪退治ばっかりしていると
自分が妖怪に近づくんだぜ

[0回]

残念だったね
お前らとあたいでは格が違うよ

妖怪だって神様だって怖れない
無謀は勇気だ、って事を見せてやる！

ツェペリさんに反抗するチルノ。
非想天則で咲夜に「無謀と勇気は異なるってのがよく判るわ」と言われた事に対する
反論とも取れるセリフです。

相手によっては物怖じする事も多い三月精に比べてやや好戦的な性格。
求聞史紀によれば妖精は死の概念が人間と異なる為、もしくは単に頭が弱い為に
無鉄砲な行動を取るのだとか。
格が違うチルノのリーダーっぷりはエンディングにて。

[2回]

あたいだよ！
死ぬが良い！

妖精大戦争一つ目は物騒なセリフから。　死ぬがよい。
元ネタは有名なSTG『怒首領蜂』ロンゲーナ大佐のセリフ。
大復活では「いよいよもって死ぬがよい。そしてさようなら。」となってました。

Stage B-1のタイトルは「理不尽な要求」なのでまさにピッタリ。
その他、今回のチルノは割と死ね死ね発言してるので紹介。
A-1

本気になれば巫女より怖い
あたいの本気で凍り死ね！

巫女曰く、「馬鹿ね　私に勝てるわけがない」
B1-3

確か三人目だ！　死ねい！

三つまでは数えられるチルノ。
C-1

あたいがお前達に宣戦布告したんだ！
死ねい！
C1-3

えっへっへー
早速だけど死んで貰うよ！
C2-2

その恨みだ！
凍え死ね！

C2-3

寒の戻りの春の夜に
お酒が切れて凍り死ぬがよい！

このセリフはZUNさんの実体験が入ってるような・・・
寒の戻りは春に寒さが戻ってくる事です。三寒四温。

それにしても寒の入りとか御神渡りとかすらすら言えているあたり、
自然関連はよく知ってるのではと思わせます。
そして死ね死ね連呼するのは強気なチルノらしい。

[12回]