東方セリフ蒐集所

こんな悪魔の家に居ちゃ大変だろ？
なあに、少しぐらい遊んだって怒られやしないさ

サボタージュの泰斗な小町のセリフ。怒られやしないさー。
美鈴はたまにシエスタしてますがそんなにサボってはないはず。
そんな美鈴へのこのセリフはまさに、悪魔のささやきだと思います。

いやまあ美鈴が仕えてるのはその悪魔なんですが。
上司に怒られる未来は確定的に明らか。

関連
あ～あ。小町を最初に見たときは
もっと真面目な奴だと思ってたのに。

[2回]

幽霊の存在を魔法で説明するのは、魔法の勉強の
初歩として丁度良い

相変わらず魔女らしいパチュリーのセリフ。
「幽霊の存在を説明」というのは「悪魔の存在を証明」との対比だと思います。
→参考　悪魔の証明

おそらくは科学と魔法の対比のようなセリフ。
万物の根源を調べるという点において両者に差はないようですが、方法論には
色々と差がありそうです。
魔法による説明は聞いてみたいかも。

関連？
「かがくって何？」
「理性と論理と法則」
「魔法とどう違うの？」
-竹本泉　「ふわふわなパチパチ」より

[1回]

口がバッテンの兎の人形を見た事があるわ
あのバッテンは兎は黙れって意味かしら？

卯年おめでとうございます。人形に言及するアリスのセリフ。
口がバッテンの兎の人形といえばおそらく、ディック・ブルーナのミッフィーでしょう。
(･ｘ･)　というかミッフィーは幻想入りしたのか。
他には、ネネちゃんのママが持っていた人形も口がバッテン。

ちなみに鈴仙のドット絵でも口はバッテンになってます。
本物の兎を正面から見るとバッテンに見えなくもない。

最近「∨」の部分は鼻、「∧」は口だとかで話題になってました。

[1回]

文（誰でしょう・・・・・・天狗が山にこの様な妖怪の
進入を許すとは思えないんですが）

文（何にしても、勝手に山に進入されては
困ります）

やや暴走気味な記事ですが、山にこいしが入ってきた事に対する文のセリフです。
このセリフで違和感があったのは、なぜ文は「侵入」と言わず「進入」と
言ったのかという点です。
●進入 　　進み入ること。
●侵入 　　他の領域に不法に入り込むこと。
二つはこの様な意味であり、この場合は侵入の方が適切な気がしました。

その上で進入を使った理由として考えてみました。

まず、文は自分たちの通行禁止はあくまでも天狗組織の言い分という事で、
あえて「進入」を使ったんじゃないかと思えました。
少し柔らかい言い方にしたとか。

侵入者の報告で来てみれば
まさか貴方とは・・・・・・

実際に風神録だと「侵入者」と言ってます。この時は公だったのかな、と。

あるいは人間と妖怪で進入と侵入を使い分けてるのかとも思いましたが、
求聞史紀によれば「山の侵入者は、相手が何であれ全力で追い返されてしまう」
とのこと。「余所者に厳しい」ともあります。

また、こいしはまだ見つかってないから「進入」の段階で、もし見つかれば「侵入」に
なる、という考え方もできると思います。

[2回]

植物は根から毛細管現象で水を吸い上げる
貴方は根を失った植物の潤いを保つのに精一杯

紫のわかりづらいセリフ。
「毛細管現象」「根を失った植物」のあたりで色々解釈できそうです。
以下自分の考えを述べてみます。

「根を失った植物」とは魔理沙の事であり、根を失ったというのは寿命、もしくは
霧雨家を勘当された事の暗示？　
あるいは根が無い植物という事で菌類の事か。キノコ好き。
植物は毛細管現象で水を吸い上げる、というのは霊夢の事であり、魔理沙は
根を持たない分努力する必要があり、事実努力している。
霊夢は特に努力しなくても根っこがあるので勝手に吸い上げる＝強い



twitter上では、霊夢が「根を失った植物」であり、その霊夢を満たすのが「水」である魔理沙、
という意見をいただきました。
霊夢の属性は「木」、魔理沙は「水」です。パチュリーのセリフなど参照。
霊夢は魔理沙に敵わないけれど、必要不可欠な部分を満たしている。
「根を失った植物」というのは空を飛ぶ程度の能力である霊夢の暗示、と考えると
確かにぴったりな気がします。　ラピュタ的な。
霊夢は根を失ったけど枯れないのか、とかそもそも根とはなんぞや、とか色々想像できて
興味深いセリフでした。まだ結論出てませんが。

あれでしょ？（ｒｙ

[3回]