2010'06.16.Wed
冥界は季節があるのに、彼岸には無いんだってな
彼岸には昼も夜も、夏も冬もないらしいわね
どういう意味なのか気になるわ
非想天則から彼岸絡みのセリフ。
彼岸とは求聞史紀によれば三途の河の向こう岸であり、幻想郷には属しません。
「何処までも花畑が広がり、昼も夜も、季節も無く、ただただ暖かく優しい光に包まれている。」
「眠らず、食事も取らず、会話もせず、ただここで延々と待つ事で、自分が死んだことを
自覚するのである」 とのこと。
こちらの世界のお彼岸とは春分の日と秋分の日。
日照時間的に最も季節感が薄まる境の日でもあり、この時期にご先祖様が還ってくる、
というのもあちらの「彼岸」と近い気候になるからかもしれないな、と思います。
冥界には季節があって面白いねぇ
あー冥界は人間らしい生活してていいねぇ
死んだら冥界が一番だねぇ
一方の小町は彼岸よりも冥界を肯定するセリフが目立ちます。
冥界とは罪の無い死者が成仏するか転生するまでの間を幽霊として過ごす世界。
「静かだが四季も豊かで、春には美しい桜で埋まり、秋には紅葉で美しく染まる。」
「余りにも美しいので、幽霊も成仏や転生を忘れてここに留まる者が多いという。」
彼岸とは異なり、冥界には季節という変化が見られます。
彼岸での暮らしのように、ただ延々と日々を送るのではなく、渡し船の客と無駄話をし、
時にサボる。 つまりは人間らしさの肯定であり、変化の肯定であると思います。
確かにあまり死神らしくは無い死神かもしれません。
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